東吉野道院 道院長のご紹介

道院長(指導者)について

各地の道院では、金剛禅総本山少林寺によって指導者として正式に認められた道院長が、責任を持って道院運営・門信徒育成を行っています。
 金剛禅宗門は教えを現代社会に生かすための道であるため、道院長は本職を別に定めたうえで、社会との関わりを持ちながら「自己と他人の成長、そして金剛禅を縁とした人間関係」を最大の喜びとして無償で指導に当たっています。

道院長紹介

道院長 井戸家 正旺
少法師 正範士 七段
合掌

 思い起こせば30年以上前 平成2年2月寒い日 12名の拳士達との始まりでした。
いざという時 逃げない 身体を張れる 自己確立された、本当に強い人を育てるため、実践を想定した厳しい稽古でしたが、皆よく頑張ってついて来てくれました。

 人が人を呼び、拳士も徐々に増え、私の周りにはいつも50~60名を超える門下生達がおり、頼りになる幹部の拳士達が、脇を固めてくれておりました。

 少年拳士達には、平成の桃太郎になれと「強くて 優しくて 賢くて 思いやりのある人に」 一般拳士には、「強い正義感と勇気と行動力を持った信頼される真の社会のリーダーになれ」と言ってきました。

 少林寺拳法は「人づくりによる 国づくり」を目的としています。

 心のあり方として「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」の教えがあります。自分も大切だが、自分だけでなく、行動の半分は他人の幸せを本気で考えて行動する、そういう人間が一人でも増えれば、平和で住みよい世の中がおとずれると思い活動してまいりました。

 人づくりによる国づくり、これからも東吉野道院は拳士達と共に、一隅を照らすのごとく、自分たちの側から平和で住みよい 正直者がばかをみない世の中の実現に向け強い信念と使命感を持って、行動してまいります。

結手