前任の前川道院長とは同じ歳で、生駒道院で道場長、副道場長として一緒に修練し、全国大会中高年の部で優良賞の経験もしました。
前川道院長として生駒道院(髙山道院長)から独立されましたが、前川道院長が逝去され、後を引き継ぐことになりました。
私は、少林寺拳法の単なる武道ではなく、単なるスポーツでもなく、宗門(己の質を高める)の行であり人造りによる国造り(理想境)というところに興味を持ち27歳の時に始めました。
しかしながら、少林寺拳法の宗道臣開祖の生き方に憧れてずっと修行して、遅まきながら、道院長になりました。
少林寺拳法は、質の高い自己を確立し平和で豊かな社会に貢献できる人造りの道として修行しています。
組手主体という、修練相手は競争者(ライバル)ではなく、お互いの協力者(共に上達しよう)という認識で、常に、半ばは自己の、半ばは他人の幸せを考え、実行する行動力を高められるよう意識して指導しています。
人間は、一人では生きていけません。科学的・合理的なだけでは、社会性はありません。
「半ばは我身の幸せを、半ばは他人の幸せを」を実践できるのは、調和の思想が必要であると思います。
一番指導で心がけていることは、調和を実践できる人を育てるということです、もちろん、私も含めてです。
道院とは、少林寺拳法の修行を通じての仲間造り・人造りの場と認識しています。
仲間の集まる拠点として、現役であれ休眠であれ、何かあれば道院に集まって、助け合え行動できる、仲間意識・連帯感のある拠点としての道院を目指しています。
生家(行きにくい場所)にある道院ですが、年齢・自分の心体能力に応じ、楽しく伸び伸びとした雰囲気で、修行できるのが特徴と思っています。
私は自分自身を肯定的に見直せる魅力を持つ少林寺拳法を体験してもらいたいと思っています。
アットホームで和気あいあいとした雰囲気の中、基礎から厳しく優しく丁寧に教えてもらえるとても恵まれた環境の道場です。
少林寺拳法に興味はあるけど、大人数が苦手な方や、丁寧に教えてほしいという方には、お勧めの道院です。
我々と一緒に修行することで、自己自身の質を高め、半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを考えられる仲間造りを実践しませんか?
・当道院は迷いそうな隠れ家的な場所にあり、そのせいも手伝って拳士の人数は少ないかも知れませんが、道院長始め、先輩拳士等から手取り足取り楽しく指導していただいて、これからも道院の皆様と楽しく修練に励み、早く上達できるよう頑張りたいと思っています。
・小学生の娘と息子、親子3人で修練に励んでいます。宮本先生は、人間一人一人が持っている身体を如何に使うかーを重視されたご指導で、少年部は「育てる拳法」、一般部は「鍛える拳法」、「養う拳法」と幅広い年齢層が無理なく少林寺拳法の妙技を学ぶことができます。小学生拳士も徐々に増え、週末の道院は子供たちの笑顔であふれています。