小さい時から武道に興味があり17歳の時に少林寺拳法に入門。
18歳の時に初めて本部の鏡開き式に参加。
宗 道臣 管長(開祖)の法話を聞かせて頂き、その時に道院長になることを決意。
技の楽しさはもちろん金剛禅の教えにも魅せられた。
開祖の志を受け継ぐ拳士を育てたいと言う思いが強くなり、27歳の時に大和桜井安部道院を開設。
少年部においては、最初は上手く出来なくても少しずつ頑張れば出来るようになる。
その様な成功体験を通して自信をつけさせてあげたい。
同時に他人への思いやり、優しさも身につくような指導を心がけている。
一般部においては拳の修行、禅の修行、ともに高いレベルを目指し厳しくとも楽しい指導を心がけている。
拳士達が練習に行くことが楽しいと思える道院。
拳技のみに片寄ること無く、真の少林寺拳法の在り方を追求する道院。
家族のように絆の深い人間関係を構築する道院。
拳士一人一人が自分の可能性を信じ、目標を持ち努力を惜しまないこと。
この様に、厳しくとも楽しい道院です。
かつて開祖は「道院は家族のようなものだ」とおっしゃられた事がありました。
私自身もその様な道院を創ろうと心がけてきました。
拳士達は皆仲が良く、和気藹々とした雰囲気でありますが、常に目標を持ち、日々の修練は厳しく取り組んでいます。
また海外の支部との交流も盛んで沢山の外国人拳士が訪ねてこられます。
現在もイタリアの拳士が当道院に在籍しています。
30代半ばから子供と一緒に入門。始めるのが遅くても年齢、性別に関係なく、長く続ける事ができます。
技の成り立ちなど細かな部分までわかり易く教えて頂き日々の練習も楽しく力がはいります。
また法話や学科を通して、人間としてのあり方、生き方、ひとの接し方などいろんな面で学ばせて頂き自身の向上につながっています。
仲間と共に学ぶ少林寺拳法は、私にとって欠かせないものとなっています。