生駒道院での修行時代に色々な役職を与えられ実践しました。
そういった中で、人と関わり、協力関係を構築することで物事を達成することができました。
「人はやることをやればついてきてくれる」と確信しました。
自分が経験し、気づいたことを道院長になって、多くの人に伝えたいという思いで片桐道院を開きました。
大人も子どもも一緒になって楽しく遊び、しっかりと汗をかき、和気あいあいとした道場の雰囲気の中で、時には本気で怒り、ほめるところは皆で一緒になってほめてあげる。
遅れがちな人には励ましてあげ、自信を持てるような指導に心がけています。
仲間同士がつながり、助け合える、広い交流のできる場にしてほしいと思っています。
大人も一緒になって楽しく過ごし、和気あいあいとした道場です。
楽しくもあり、時には厳しくもある道院ではありますが、社会で生き抜く力を育てるには必要なことだと思います。
あわただしい日常生活の中にありながら、道場へ行き、良き仲間達と共に体と心の修養をする時間は、疲れた体、滞った心を活性化してくれます。
道場に通う時間は、家族との時間がすれ違ったりしますが、自分の生き生きとした様子を見て、微笑んでくれる家族の様子も、自分への励みです。
このような感覚は、仕事が終わり、家に帰ってお酒を飲んで寝るといった生活では、得ることのできない事だったと思っています。
日々の生活に少林寺拳法の修練を取り入れることは、明日への活力とするために貴重な時間であると感じています。