父親が道院長で、子どもの頃に嫌々入門させられました。
しかし、練習がどんどん楽しくなり、高校生の頃には、子どもたちを指導する立場にありました。大学生の時に、知り合いの支部長が家庭の事情で支部長を交代してほしいと言う話があり、父親に「やればできる」と後押しされ、21歳で代務者として始めることになりました。
当時、私自身歳も若く、門下生も10人程度からスタートし、苦労もありましたが、数年後には70名まで増え、活気のある道院となりました。
本当に「やればできる」です。
「メリハリをつける」これを意識して指導しています。
練習に入るまでは、みんなリラックスし、走り回っている拳士もいますが、いざ集合がかかると速やかに集合し、一生懸命練習に取り組んでいます。
また、技術練習や演武練習も、何度も何度も繰り返し練習に取り組んでいます。
私はその姿を暖かく見守りながら、時には厳しくメリハリをつけて指導しています。
週に1回の絵本の読み聞かせは子どもたちに好評です。
「一期一会」(一生涯にただ一度会うかどうかわからぬほどの縁。出会いを大切にすることのたとえ)
様々な年齢層、地域、職業の人々が相集い、みんな一致団結し、目標に向かって進んでいける道院を目指しています。
両膝の手術をするためにお休みをしていた小学生の女の子が松葉杖をついて、早く復帰したいと見学に来てくれた時は感動しました。
いつでも帰ってくることのできるホームとなる道院でありたいです。
基本的に少年部と一般部は一緒に練習を行いますが、一般部は自分の練習をしながらも少年部のことを気にかけて、また、少年部は一般部を見本とし、お互いに良い相乗効果を生んでいます。
和気あいあいとした雰囲気の中、それぞれがするべきことを考え、一生懸命練習に励んでいます。
三段以上の幹部が11人もいますので、交代で主指導をしてくれたり、資格別に分かれて担当してくれたりと、全体に指導が行き届いています。
また、指導者の中には、保育士、中学校教諭、高等学校教諭、特別支援学校教諭がいますので、未就学のお子さんから障がいをお持ちのお子さんまで幅広く支援いたします。
少林寺拳法は老若男女、年齢や性別わけへだてなく楽しめる武道です。
大和郡山南道院は子どもから社会人まで様々な年齢層の拳士がともに汗を流しながら、楽しく修練に励んでいます。
道院長の河原章二先生はとてもユーモアのある先生で、楽しく、わかりやすく指導してくれます。また、突いたり蹴ったりの練習だけでなく、礼儀作法についても学ぶこともできます。
健康のためにちょっと身体を動かしたい人から、バリバリ動きたい学生や若者まで、幅広く修練できる道院です。
興味がある方はぜひ一度体験や見学に来てください。