私は16歳で少林寺拳法に出会い、やらなければならない使命に気づかせていただきました。
「私の前にある使いこんだ一本のタオル。国内や海外の指導出張の時はいつも一緒。
このタオルを見つめながらある先生のことを思い出す。
豪快な技、大きな心、そして優しい笑顔。
今は亡き愛媛の合田清一先生のことである。」
先生との出逢いがなければ、今の私はない。
人はだれに出逢えるかによって、人生が変わる。
「汗を流す中に教えがあり、汗を流す中に技術の修得がある。」
「生涯現役」「たのむぞ」先生の残された言葉である。
この言葉が私に強い信念と使命感をあたえてくれる。
一歩 一歩 感謝
少林寺拳法に入門した者が最初に習う心得があります。
・脚下照顧→ はきものを揃える事:これは、自分の足元をみつめる。
そして自分の行動を振り返る事。
・合掌礼 → あいさつ :相手を敬い認めあう事。
・作務 → 掃除をする:自分の心を磨くつもり、その場所に感謝する。
・服装 → きちんとした身なりをすることは、心を整える事である。
・態度 → 学ぶ気持ちを形にする:謙虚な気持ちで技に向き合う。
・言葉 → 言葉は「こと魂」と言うように響きがあり、その人の人格である。だから正しい言葉で話す。
この6つの心得を基本に指導しており、成長する手助けが出来るようにと心がけております。
「明るく、仲よく、元気よく、みんなが楽しく修行する場」
人間関係が希薄になっている昨今
人と人との心の交流を大切にし、
年令、性別、そして立場など越えて
子供から大人まで同じ思いで集い、
共に汗を流し稽古を積む中で
少年部には「育てる拳法」 成年部には「鍛える拳法」
壮年部には「養う拳法」と言うように
個々の人間力を高めてゆける道院を目指します。
東吉野道院は県内でも有数の拳士数を誇り、年齢層等も様々です。
道院長を慕って市域外から通う拳士も多くおり、氷点下になる冬の道場でも、少年拳士は元気に走り回っています。そんな井戸家道院長の下には、学生指導員や一般財団法人の所属長を務める拳士など指導経験が豊富な幹部が揃っています。
近隣の道院とも定期的に儀式法要や勉強会など合同で実施する機会も多く横の繋がりを大事にしています。
・刮目相待!阿羅漢具現者たれ、求道者来たれ。
・井戸家道院長の強さと、内面に宿る人間性の素晴らしさに魅力があり、その背中を追うことで自分の成長を感じることができる素晴らしい道院です。
・修練後にはいつも「明日からも頑張ろう!」と前向きに思える清々しい気分になれる、そんな道院です。
・東吉野道院は、井戸家道院長の大きな包容力に包まれて拳士は皆のびのびと個性を伸ばし成長できるそんな道院での稽古はとても充実しています。